活動記録

活動記録

| 2024 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2017 | 2016 | 2015 | 2014 | 2013 | 2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 
熊本県球磨郡多良木町 青蓮寺阿弥陀堂 多良木町埋蔵文化財等センター「古代の風 黒の蔵」 土佐光吉筆『源氏物語図屏風』高精細複製品を展示

2018.09.22 - 10.28

熊本県球磨郡多良木町 「青蓮寺阿弥陀堂」ならびに多良木町埋蔵文化財等センター「古代の風 黒の蔵」にて、 土佐光吉筆 『源氏物語図屏風』 高精細複製品を展示

熊本県球磨郡多良木町での展示は多良木の関係者の方々のご協力によりご好評をいただきまして、はや3年目を迎えました。
今回は「綴プロジェクト」第9期作品の「源氏物語図屏風」を、青蓮寺阿弥陀堂(9/22~24まで)、多良木町埋蔵文化財等センター「古代の風 黒の蔵」(9/25~10/28まで)にて展示いたします。


青蓮寺阿弥陀堂

多良木町埋蔵文化財等センター「古代の風 黒の蔵」

綴プロジェクト「源氏物語図屏風」

熊本県球磨郡多良木町 青蓮寺阿弥陀堂 多良木町埋蔵文化財等センター「古代の風 黒の蔵」 土佐光吉筆『源氏物語図屏風』高精細複製品を展示
展示ポスター(一部)
熊本県球磨郡多良木町 青蓮寺阿弥陀堂 多良木町埋蔵文化財等センター「古代の風 黒の蔵」 土佐光吉筆『源氏物語図屏風』高精細複製品を展示
「青蓮寺 阿弥陀堂」での展示の様子
熊本県球磨郡多良木町 青蓮寺阿弥陀堂 多良木町埋蔵文化財等センター「古代の風 黒の蔵」 土佐光吉筆『源氏物語図屏風』高精細複製品を展示
「古代の風 黒の蔵」での展示の様子

京都市立梅津北小学校にて『文化財と親しむ』授業開催 ~雪舟筆『四季花鳥図屏風』複製品を活用~

2018.07.18

京都市立梅津北小学校にて『文化財と親しむ』授業開催 ~雪舟筆『四季花鳥図屏風』複製品を活用~

京都市内の小中学校を対象とし、京都国立博物館と京都文化協会が、京都市教育委員会の協力のもと進めている「文化財に親しむ授業」にて、この程、『四季花鳥図屏風』(雪舟筆 京都国立博物館所蔵)の高精細複製品を活用した授業を、梅津北小学校6年生2クラスを対象に開催致しました。講師は京都国立博物館でスクーリングを受けた大学生・大学院生のボランティア講師「文化財ソムリエ(正式名称:京都国立博物館小中学生学習支援プログラム講師)」がつとめました。授業の前半では原寸大の複製品を前に作品の印象を聞く事から始め、続いて何が描かれているか、季節はいつ頃かという事を一緒に見ていきました。後半は 原本が島根県の益田家に伝わったものであることを紹介、どのような場面で屏風が飾られたか、いつ描かれたかといった内容をクイズで質問、また雪舟の線の描き分けについても説明しました。子供たちからは「昔はカメラもないのに、流れる滝や鳥の飛んでいる一瞬を絵に書き留めている雪舟はすごいと思いました。」、「約500年前の作品なのに、どうやってここまで保ってきたのか。」など、様々な感想や質問が出ました。

綴プロジェクト 第11期作品 「津島祭礼図屏風」 愛知県津島市 愛西市

2018.07.03

綴プロジェクト 第11期作品 「津島祭礼図屏風」を愛知県津島市と愛西市に寄贈

京都文化協会ならびにキヤノン株式会社が取り組んでいる「綴プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)では、大英博物館のご協力のもと、同館所蔵の「津島祭礼図屏風」の高精細複製品を制作し、7月3日(火)に愛知県津島市ならびに愛西市へ寄贈致しました。寄贈作品は今後、津島市、愛西市をはじめとする県内各施設で随時展示されます。

詳しくは津島市HPをご確認下さい

津島市役所 ホームページ

綴プロジェクト「津島祭礼図屏風」

綴プロジェクト 第11期作品 「津島祭礼図屏風」 朝祭 宵祭 津島市 愛西市
「津島祭礼図屏風」 右隻には宵祭の様子、左隻には朝祭の様子が描かれる

綴プロジェクト 第11期作品 「秋冬花鳥図」 談山神社

2018.06.28

綴プロジェクト 第11期作品 「秋冬花鳥図」を奈良県の談山神社に奉納

京都文化協会ならびにキヤノン株式会社が取り組んでいる「綴プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)では、大英博物館のご協力のもと、同館所蔵の「秋冬花鳥図」(狩野派筆)の高精細複製品を制作し、6月28日(木)に奈良県桜井市にある談山神社へ奉納致しました。寄贈作品は今後、祭事など特別な場合を除き、談山神社内の神廟拝所にて常設で展示されます。

綴プロジェクト「秋冬花鳥図」

綴プロジェクト 第11期作品 「秋冬花鳥図」 談山神社 綴プロジェクト 第11期作品 「秋冬花鳥図」 談山神社

臨濟宗妙心寺派 天球院 春の特別公開 2018

2018.4.27 - 5.6

臨濟宗妙心寺派 天球院 春の特別公開 2018

天球院 春の特別公開が始まりました。

2016年4月11日(月)に同院へ寄贈を行いました「梅・柳に遊禽図襖 全十四面」「竹に虎図襖 全八面」(狩野山楽・山雪筆)など、全56面の高精細複製品もご覧いただけます。

*今回、ご住職さまがおられる時は御朱印をいただくことも可能です。※御志納金別途必要

[5月6日(日)まで]

場 所:天球院(右京区花園妙心寺町46)

時 間:10時 ~ 15時(14時半受付終了)

拝観料:一般600円 / 中・高校生300円 / 小学生以下無料・障がい者手帳持参の方無料

臨濟宗妙心寺派 天球院 春の特別公開 2018


京都錦市場 斗米庵 食文化発信

2018.04.04

「斗米庵(とべいあん)」記者発表会を行いました

この度、京都錦市場商店街振興組合(京都市中京区、理事長 宇津克美)、日本財団(東京都港区、会長 笹川陽平)、およびNPO法人京都文化協会(京都市下京区、代表理事 田辺幸次)は、祇園さゝ木(主人 佐々木浩)の協力を得て、錦市場内に新たな食文化体験施設「斗米庵」を開設することとなりました。(4/7 OPEN)

第一部(於錦天満宮):

錦市場と地域のますますの発展祈願と店舗開設の報告のため、まずは錦天満宮にて神事を執り行いました。
錦天満宮宮司による「祝詞奏上」、「玉串奉奠」のあと、関係各所の代表の方々、御来賓の方々よりお話をしていただきました。

  • ・錦市場商店街振興組合 理事長 宇津氏「錦市場振興と斗米庵への期待」
  • ・日本財団 理事長 尾形氏「斗米庵の事業開始によせて」
  • ・京都市副市長 岡田氏「来賓ご挨拶」
  • ・弊協会 代表理事の田辺より「斗米庵の事業説明」

第二部(於斗米庵):

場所を変えまして、斗米庵では店舗お披露目と関係各所の代表の方よりお話をしていただきました。

  • ・「祇園さゝ木」主人 佐々木氏「料理人として斗米庵で担う役割について」
  • ・斗米庵 料理長 鮫島氏より「あいさつ」

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

斗米庵は「京の台所」として賑わう錦市場で、本来の役割である「卸業」に根差した市場文化の再生とその魅力を発信していくことを目的に創設された食文化の体験施設です。一日二万人ともいわれる人々が行き交う錦市場商店街。斗米庵はそんな錦小路の富小路通と麩屋町通の間、うっかりすると見落としてしまいそうな風情ある路地を抜けた先にあります。そこは外の喧騒が嘘のような非日常空間。モダンな日本家屋の店内で、これまでにない様々な食にまつわる体験をお楽しみいただけます。

1階:斗米庵 祇園さゝ木プロデュース

祇園さゝ木主人、佐々木浩氏がプロデュースする「斗米庵」。錦市場に脈々と受け継がれる「仕入れ力」で選りすぐった食材を使い、祇園さゝ木が四季に応じたメニューを監修。昼はランチコース、夜は食材を盛ったネタ箱をみながら、一品を注文する割烹スタイル。

2階:錦・食文化体験スペース

2階では錦と食文化を体験できる「斗米庵プレミアム料理教室」と「錦市場食文化体験プログラム」を予定。

斗米庵プレミアム料理教室:京都を代表する「料理人」と錦の厳選された食材との出会いを、[見る][学び][食す]をコンセプトとしたコース料理付きの料理教室。

錦市場食文化体験プログラム:【錦市場を知り尽くす専属ガイドのもと、錦市場の歴史・文化について学ぶ】→【好きな食材を実際に参加者自身で仕入れ体験】→【斗米庵にて仕入れた食材を料理人が調理する様子を見学】→【完成した料理でお食事】という流れになります。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

はたらくNIPPON!計画

弊協会では日本財団、京都錦市場商店街振興組合と協働、祇園さゝ木の協力を得て、「みんながみんなを支える社会」の実現に向けた施設として「斗米庵」を開設いたしました。雇用に関しては地域の福祉と食文化をつなぐ新しい施設です。現在料理人見習いとして障がい者が一般雇用されており、プロの料理人を目指しています。

*日本財団は、2015年4月より「就労モデルの構築」と「人材育成」を2本柱として、障がい者就労の環境改善を目指し「はたらくNIPPON!計画」プロジェクトを全国で展開しています。今回の「斗米庵」も本プロジェクトの一環で17拠点目です。

斗米庵とは

店舗の名称である「斗米庵」とは、江戸時代を代表する絵師として近年人気を博す伊藤若冲(1716-1800)の画号です。青物問屋の長男として錦市場で生まれ育った若冲、斗米庵とは自らが描いた絵を米一斗の代金と交換したことに由来します。400年の歴史を誇る錦市場に食文化を発信する拠点を開設するにあたり、最もふさわしいと考えた名称が、錦市場を愛し、守った若冲の画号である斗米庵でした。

the nippon foundationtobeiannishiki market

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


2018年度 文化財ソムリエ 募集
2018年度 文化財ソムリエ 募集

2018.03.07

第9期生 文化財ソムリエ募集

平成30年4月から「文化財ソムリエ(※)」として、ボランティア活動をしていただける大学生・院生を募集します。

※文化財ソムリエ (正式名称:京都国立博物館 文化財に親しむ授業講師)

 京都国立博物館およびNPO法人京都文化協会は、京都市教育委員会の協力のもと、京都市内の小中学校を対象とした訪問授業を行っています。授業では、最新のデジタル技術と伝統工芸の技を合せて作られた、高精細複製が教室に登場します。対話をしながら間近で鑑賞することで、子ども達が文化財に親しみ、興味・関心を持つきっかけとなることを目指しています。この授業の講師を務めるのが、「文化財ソムリエ」です。 この度、平成30年度に向けて9期生の募集を行います。 5月よりスクーリングを開始、秋以降に授業の講師を担当していただきます。教材となる文化財や授業内容についてのスクーリングは、京都国立博物館の研究員が行います。なお、実際に訪問授業を担当して頂いた方には、心ばかりの研究支援費をご用意しております。


<募集要項>
募集要項のpdfファイルを開く
<募集人数>
若干名 ※応募が多数になった場合は、恐れ入りますが申込メールの内容によって選考させていただきます。あらかじめご了承ください。
<応募条件>

以下の条件にすべて当てはまり、本事業の趣旨に賛同し活動していただける方。
・平成30年4月1日の時点で大学に在籍する学部生、または大学院生であること
・大学で日本文化、美術、歴史などを専攻していること
・月2~3回程度(水曜日 13:00~15:00)のスクーリングに参加できること

<申込方法>
下記の項目を記入のうえ、京都文化協会 大久保宛にE メールでお申し込みください。
・住所、氏名、電話番号、メールアドレス
・所属大学、学部学科、研究科、専攻名、学年
・研究分野
・文化財ソムリエ志望の動機
<募集期間>
平成30年1月中旬より随時募集、4月18日(水)17:00 締め切り
<決定通知>
平成30年4月28日(土)までに、メールにて通知します。
<スクーリング>
  • 日時:月2~3回程度(水曜日 13:00~15:00を予定)
  • 第1回スクーリングを5月16日(水)に実施予定。詳細は参加者に追ってご連絡いたします。
  • 場所:京都国立博物館(訪問授業は各学校で行い、水曜以外の場合もあります)
  • 内容:授業で使用する複製文化財の勉強会や、授業方法についての話し合いなど
  • 問い合わせ先:京都文化協会 大久保 アドレス
  • 主催:文化財に親しむ授業実行委員会
  • 後援:京都国立博物館、NPO法人京都文化協会、京都市教育委員会


トップへ戻る