2018.09.22 - 10.28
熊本県球磨郡多良木町での展示は多良木の関係者の方々のご協力によりご好評をいただきまして、はや3年目を迎えました。
今回は「綴プロジェクト」第9期作品の「源氏物語図屏風」を、青蓮寺阿弥陀堂(9/22~24まで)、多良木町埋蔵文化財等センター「古代の風 黒の蔵」(9/25~10/28まで)にて展示いたします。
2018.07.18
2018.07.03
京都文化協会ならびにキヤノン株式会社が取り組んでいる「綴プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)では、大英博物館のご協力のもと、同館所蔵の「津島祭礼図屏風」の高精細複製品を制作し、7月3日(火)に愛知県津島市ならびに愛西市へ寄贈致しました。寄贈作品は今後、津島市、愛西市をはじめとする県内各施設で随時展示されます。
詳しくは津島市HPをご確認下さい
2018.06.28
京都文化協会ならびにキヤノン株式会社が取り組んでいる「綴プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)では、大英博物館のご協力のもと、同館所蔵の「秋冬花鳥図」(狩野派筆)の高精細複製品を制作し、6月28日(木)に奈良県桜井市にある談山神社へ奉納致しました。寄贈作品は今後、祭事など特別な場合を除き、談山神社内の神廟拝所にて常設で展示されます。
2018.4.27 - 5.6
天球院 春の特別公開が始まりました。
2016年4月11日(月)に同院へ寄贈を行いました「梅・柳に遊禽図襖 全十四面」「竹に虎図襖 全八面」(狩野山楽・山雪筆)など、全56面の高精細複製品もご覧いただけます。
*今回、ご住職さまがおられる時は御朱印をいただくことも可能です。※御志納金別途必要
[5月6日(日)まで]
場 所:天球院(右京区花園妙心寺町46)
時 間:10時 ~ 15時(14時半受付終了)
拝観料:一般600円 / 中・高校生300円 / 小学生以下無料・障がい者手帳持参の方無料
2018.04.04
この度、京都錦市場商店街振興組合(京都市中京区、理事長 宇津克美)、日本財団(東京都港区、会長 笹川陽平)、およびNPO法人京都文化協会(京都市下京区、代表理事 田辺幸次)は、祇園さゝ木(主人 佐々木浩)の協力を得て、錦市場内に新たな食文化体験施設「斗米庵」を開設することとなりました。(4/7 OPEN)
錦市場と地域のますますの発展祈願と店舗開設の報告のため、まずは錦天満宮にて神事を執り行いました。
錦天満宮宮司による「祝詞奏上」、「玉串奉奠」のあと、関係各所の代表の方々、御来賓の方々よりお話をしていただきました。
場所を変えまして、斗米庵では店舗お披露目と関係各所の代表の方よりお話をしていただきました。
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斗米庵は「京の台所」として賑わう錦市場で、本来の役割である「卸業」に根差した市場文化の再生とその魅力を発信していくことを目的に創設された食文化の体験施設です。一日二万人ともいわれる人々が行き交う錦市場商店街。斗米庵はそんな錦小路の富小路通と麩屋町通の間、うっかりすると見落としてしまいそうな風情ある路地を抜けた先にあります。そこは外の喧騒が嘘のような非日常空間。モダンな日本家屋の店内で、これまでにない様々な食にまつわる体験をお楽しみいただけます。
祇園さゝ木主人、佐々木浩氏がプロデュースする「斗米庵」。錦市場に脈々と受け継がれる「仕入れ力」で選りすぐった食材を使い、祇園さゝ木が四季に応じたメニューを監修。昼はランチコース、夜は食材を盛ったネタ箱をみながら、一品を注文する割烹スタイル。
2階では錦と食文化を体験できる「斗米庵プレミアム料理教室」と「錦市場食文化体験プログラム」を予定。
斗米庵プレミアム料理教室:京都を代表する「料理人」と錦の厳選された食材との出会いを、[見る][学び][食す]をコンセプトとしたコース料理付きの料理教室。
錦市場食文化体験プログラム:【錦市場を知り尽くす専属ガイドのもと、錦市場の歴史・文化について学ぶ】→【好きな食材を実際に参加者自身で仕入れ体験】→【斗米庵にて仕入れた食材を料理人が調理する様子を見学】→【完成した料理でお食事】という流れになります。
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弊協会では日本財団、京都錦市場商店街振興組合と協働、祇園さゝ木の協力を得て、「みんながみんなを支える社会」の実現に向けた施設として「斗米庵」を開設いたしました。雇用に関しては地域の福祉と食文化をつなぐ新しい施設です。現在料理人見習いとして障がい者が一般雇用されており、プロの料理人を目指しています。
*日本財団は、2015年4月より「就労モデルの構築」と「人材育成」を2本柱として、障がい者就労の環境改善を目指し「はたらくNIPPON!計画」プロジェクトを全国で展開しています。今回の「斗米庵」も本プロジェクトの一環で17拠点目です。
店舗の名称である「斗米庵」とは、江戸時代を代表する絵師として近年人気を博す伊藤若冲(1716-1800)の画号です。青物問屋の長男として錦市場で生まれ育った若冲、斗米庵とは自らが描いた絵を米一斗の代金と交換したことに由来します。400年の歴史を誇る錦市場に食文化を発信する拠点を開設するにあたり、最もふさわしいと考えた名称が、錦市場を愛し、守った若冲の画号である斗米庵でした。
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2018.03.07
平成30年4月から「文化財ソムリエ(※)」として、ボランティア活動をしていただける大学生・院生を募集します。
※文化財ソムリエ (正式名称:京都国立博物館 文化財に親しむ授業講師)京都国立博物館およびNPO法人京都文化協会は、京都市教育委員会の協力のもと、京都市内の小中学校を対象とした訪問授業を行っています。授業では、最新のデジタル技術と伝統工芸の技を合せて作られた、高精細複製が教室に登場します。対話をしながら間近で鑑賞することで、子ども達が文化財に親しみ、興味・関心を持つきっかけとなることを目指しています。この授業の講師を務めるのが、「文化財ソムリエ」です。 この度、平成30年度に向けて9期生の募集を行います。 5月よりスクーリングを開始、秋以降に授業の講師を担当していただきます。教材となる文化財や授業内容についてのスクーリングは、京都国立博物館の研究員が行います。なお、実際に訪問授業を担当して頂いた方には、心ばかりの研究支援費をご用意しております。
以下の条件にすべて当てはまり、本事業の趣旨に賛同し活動していただける方。
・平成30年4月1日の時点で大学に在籍する学部生、または大学院生であること
・大学で日本文化、美術、歴史などを専攻していること
・月2~3回程度(水曜日 13:00~15:00)のスクーリングに参加できること