2015年3月21日(土)- 3月26日(木)
初めてのニューヨーク個展 / First solo exhibition in New York
・金澤翔子 初のニューヨーク個展
・3月20日(金):ニューヨーク国連本部にて開催の「世界ダウン症の日記念会議」にて、金澤翔子さんがスピーチします!
本展は、ニューヨークの国際連合本部において開催する「世界ダウン症の日記念会議」にて、金澤翔子さんのスピーチが実現することを記念し開催する個展です。ダウン症であるからこそ持ちえた純粋な心と25年に及ぶ書の修行に裏打ちされ、輝かしい実績を打ち出し続ける金澤翔子さんの、一人の書道家、一人のアーティストとして、20歳の初の個展から約10年、30歳を目前とした本展を活動の節目として10年間の活動の集大成を披露します。
書の力強さを最も感じることの出来る屏風作品や、金澤さんならではの表意文字「笑」など、新作14作品を含む計16作品を展示。ただ見る人を喜ばせたいという思いだけで生み出される書は、まるで私たち1人1人に贈られているかのように、見る人の心にまっすぐ届きます。国境を越えてすべての人に贈る、金澤翔子氏のメッセージです。
本展の初日にあたる3月21日は、国際連合(United Nations)が定めた「世界ダウン症の日」の国際デーです。前日(3/20)には、ニューヨークの国際連合本部において「世界ダウン症の日記念会議」が開催され、世界中から多くの専門家やセルフ・アドボケート(ダウン症のあるご本人)たちが集います。金澤翔子さんは、この本年の記念会議において、公益財団法人日本ダウン症協会からの推薦を受け、代表スピーチに登壇されます。日本代表として、世界各国からの代表者とともにスピーチを行い、国同士の交流を深めるとともに、世界に理解を呼びかけます。
金澤翔子 プロフィール
1985年6月12日東京都目黒区に生まれる。5歳で、母の師事で書を始める。2005年20歳の時、銀座書廊で初の個展。2009年鎌倉建長寺、京都建仁寺で個展開催(以後毎年開催)。 2011年奈良東大寺で個展開催。福島に「金澤翔子美術館」開設。2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」揮毫。熊野大社で奉納の揮毫。2013年銀座に「銀座 金澤翔子美術館」を開設。平泉中尊寺で個展。厳島神社で奉納の揮毫。東京 国体の開会式で揮毫。天皇の御製を揮毫。