重要文化財 特別公開 2014年 秋
この度、臨済宗妙心寺派 天球院が秋の10日間特別公開されます。 特定非営利活動法人 京都文化協会ならびにキヤノン株式会社が社会貢献活動として2007年より取り組んでいる「綴(つづり)プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)では、第六期(2013年)から第九期(2016年)にかけて天球院所蔵、狩野山楽・山雪筆の方丈障壁画(重要文化財)のうち金箔襖絵56面の高精細複製品を制作しており、2014年までに16面の高精細複製品が制作され、天球院へ寄贈されました。現在オリジナルの16面は、良好な環境下で保管し、日本の貴重な文化財を未来へ継承すべく、京都国立博物館に寄託されています。2016年にはオリジナルの56面すべてが博物館に寄託される予定です。 今回の特別公開ではこれら16面、そしてオリジナルの40面をご覧いただけます。 秋の美しいお庭と、貴重な文化財を是非多くの方に楽しんでいただきたく、ご多忙の折とは存じますが、万障お繰り合わせのうえ、ぜひお越しください。
アクセス
【南総門からお越しの場合】
電車:JR嵯峨野線(山陰本線)「花園駅」下車
京都バス:三条京阪始発61・62・63・65番「妙心寺前」下車
市バス:四条烏丸始発91番・錦林車庫93番「妙心寺前」下車
【北総門からお越しの場合】
電車 : 京福電鉄北野線「妙心寺駅」下車
バス : JRバス 京都駅前始発「妙心寺北門前」下車
市バス : 四条烏丸始発8番・京阪三条始発10番・京都駅始発26番「妙心寺北門前」下車
※写真は2013年 天球院の様子